中古マンションをリフォームして洗練された空間に
マンションは一戸建てと違いリフォームできる場所が限られています。
リフォームをしていい場所を「専用部分」、リフォームができない場所を「共有部分」と呼びます。
リフォームができない「共有部分」の一例ですが、
- バルコニー
- 玄関
- インターホン
- 窓のサッシ
などがあります。
マンションリフォームの際にはこの専用部分と共有部分を事前にお打ち合わせさせていただき、ご提案に入らせて頂いております。
キッチンや各お部屋のクロスなどはリフォームができる「専用部分」のため、今回は壁や床の張り替えを行い、お客様のご希望のヴィンテージ空間に仕上げました。
※リフォームを行う際に事前に管理組合への確認や申請が発生する場合がありますので、もしマンションのリフォームをご検討される場合は一度管理会社にご相談することをおススメしております。
お客様のご要望
・無垢材のフローリングを張ってほしい
・カッコよくしたい
・マンション2階部分の2戸を1戸に繋げて広い間取りに変更したい
リフォームのご提案内容
中古マンション建物をご購入され一階部分は事務所として、2階部分は居住スペースとしてリフォームされていたのですが、もう一つ空き部屋がありそこをリフォームして既存の居住スペースと繋げるため、2部屋が行き来できるように壁を取り払いました。
楢(ナラ)の無垢フローリングで上品な空間に
経年劣化した床の下地を修理して、上に楢(ナラ)の無垢フローリングを張って自然塗料を塗装いたしました。
楢(ナラ)英語では「オーク」といい、アメリカやヨーロッパでも多く使用されており、土足でも利用できる耐久性にすぐれ傷ができにくい優れた木材です。日本では店舗の床などにもよく使われています。
古くなった天井もリフォームと照明設置でスタジオのような雰囲気に
古くなった天井は一度解体し、掃除してから塗装仕上げを行いました。
照明は別会社さんが設置されましたが、照明をスポットライトにされたことで、まるで撮影スタジオのようなお洒落な雰囲気になっています。
モールテックスで塗られた壁とシェルフブラケットでカフェのようなキッチンに
キッチンの目の前の壁には元々隣部屋の壁があり、その壁を解体した事で、対面式キッチンになりました。
このキッチンの壁は左官職人さんが塗った壁です。
モールテックスというベルギーのBEAL社が開発した左官仕上げの材料を配合して、左官職人さんがコテの跡やムラなどを調整して塗っていく高度な技とセンスが求められる施工です。
キッチンにはお客様がご用意されていた鉄製のシェルフブラケットの取り付けを行い、それに合う棚板を加工して設置いたしました。
照明やキッチンのデザインに合わせた扉の設置
室内の扉をご提案させて頂いた際には、キッチンに使用したモールテックスやタイル、そして照明との室内全体のまとまりをイメージし、今回の雰囲気に合う扉をおススメさせて頂きました。
楢(ナラ)の無垢フローリングとも雰囲気がとても合っており、リフォームしたお部屋全体がとてもお洒落な空間になりました。
ビンテージ調にまとめられたお洒落な空間に
マンションの隣り部屋と繋げたことで居住スペースがとても広くなりました。
また、壁やキッチン、照明などインテリアも一新され、ビンテージ調にまとめられたカフェやホテルのようなお洒落なデザインのお家になりました。
お客様の声
カッコイイ空間に仕上がりました!
地 域:福山市
年 代:40代
家族構成:ご夫婦、お子様
建物種別:マンション
施工面積:約60㎡