お客様からのご要望
- 玄関を入ってすぐに洗面化粧台などが見えないようにしたい
- ユニットバスを新しくしたい
- トイレもリフォームしてほしい
ご提案内容
お客様の要望として温かい空間にしてほしいという話がありましたので、断熱の工事を提案しました。
優先順位として、まず窓の断熱性能を上げるために既存の窓の内側にもう一つ窓を入れる内窓(商品名インプラス)を提案しました。
内窓のデメリットとして、既存の窓と新しい窓が並ぶので内窓のガラスを透明にすると既存の窓が部屋の中から見えてやぼったく見えます。
外が見えなくてもいいお風呂やトイレでは、スリガラスを入れる事が多いので、既存の窓が部屋側からみて気になることは有りません。
そのため、外が見えなくてもいい部屋については内窓の工事が費用を抑えられるのでお勧めです。
タイルのお風呂からユニットバスにすると温かくなると思っておられるかもしれませんが、ユニットバス本体の壁には断熱材が付いていないものが多いので、ユニットバスに変えるだけではあまり温かさの変化は感じられないのです。
ユニットバスを施工する部屋の断熱工事を行うことで、温かくなるため、ユニットバス施工前に断熱工事を提案し、お風呂場と脱衣所の断熱工事を施工させてもらいました。
工事の季節は3月でしたので、工事後にはお風呂と脱衣所の部屋が温かくなったと喜んでいただけました。
新しい収納付き化粧洗面台と断熱工事で快適な空間に
リフォーム前は玄関を入って正面の扉を明けた時に洗面化粧台が丸見えの状態でした。
まず玄関から洗面化粧台が見えないよう位置を移動させるために、既存の窓を右側に移設しました。その際に既存の窓では、隙間風などが入り寒いとお客様が言われていたため、床、壁、天井と断熱工事をし、サッシも窓が2重構造になるよう、インプラスという窓サッシメーカー「LIXIL」が販売している室内用のリフォーム窓サッシを取り付けました。洗面所全体が断熱性がアップできるようご提案させていただきました。
また、洗面化粧台は新しく収納付洗面化粧台をご購入されたため、新しい洗面化粧台と洗濯機が収まるよう収納と洗面の横幅を確認しながらピッタリ収まる寸法で設置いたしました。
段差がなく、家事にも最適な脱衣室
リフォーム後は脱衣室からお風呂場の段差をなくし、脱衣室の天井にも洗濯物を干せるように、室内物干しも新しく設置いたしました。
年中快適なお風呂場にリフォーム
新しいユニットバスはTOTOのサザナです。https://jp.toto.com/products/bath/sazana/
お風呂場の窓も寒くないようにインプラスを設置して窓が2重構造になるようにいたしました。
床は基礎断熱、天井と壁も断熱施工をいたしました。
基礎断熱 基礎コンクリートの部屋側へ発布スチロールのような断熱材を張り付けて部屋の内と外の熱が伝わりにくくする作業です。壁は基礎断熱と同じ材料を既存のお風呂の壁に貼っていきます。天井にはグラスウールという断熱材を入れました。
施工性や収まりの良さを考えながら、使う断熱材をそれぞれの場所で選択し使っていきます。
トイレのリフォーム
トイレは小と大とそれぞれの便器がある部屋に分かれていましたが、1部屋に繋げるリフォームを行いました。トイレも床、壁、天井に断熱施工を行いました。
今回は洗面所、脱衣所、お風呂場、トイレに断熱施工を行いました。これで、冬も快適に生活していただけると嬉しいです。